業者選びでお悩みの方へ
修理業者を選ぶ上でのポイントをご紹介
このページでは、屋根や雨漏りのトラブルが発生した場合、どのような雨漏り修理・防水工事の業者さんを選べば良いのかについてご紹介します。日常の中で、雨漏り修理を依頼する機会は滅多にないと思われますので、どのような業者に依頼すればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。いくつか業者選びのポイントをまとめておりますので、納得のいく業者選びにお役立てください。また、不安なところがあれば、お問い合わせや現地調査、お見積りの段階でしっかり確認をして解消してからご契約に進みましょう。
- 技能士の場面
- 実は防水工事・雨漏り修理を行うのに、必ずしも資格を所有している必要がないため、知識や技能が不十分な業者であっても、一般の人たちは判別が難しく、せっかく防水工事を行ったのに、施工不良やトラブルに・・・といったケースも決して少なくはないのです。そのため、選ぶ際の一つの目安として、「一級防水施工技能士」の資格があるかどうかを確認するとよいでしょう。一級防水施工技能士とは、国家資格の一つであり、技術者としてのスキルの高さを示すために設けられたものです。資格には1級と2級とがあり、2級なら実務経験が2年以上で受験資格が得られますが、一級防水施工技能士ともなると7年以上の実務経験が必要です。そのため、一級施工技能士の職人がいる場合は、適切な知識と技能を持っていると認められた施工業者の目安になるでしょう。当社にも一級施工技能士が在籍しています。
- 雨漏り診断士の場面
- 施工技能士の資格以外にも、目安となるのは、「雨漏り診断士」の資格です。雨漏り診断士とは、雨漏り診断士協会から一定の技能水準に達した人を「雨漏り診断士」として登録・認定されたものです。真剣に雨漏りに取り組む意欲がある人達のために調査研究や教育研修を行っている他、講習会なども実施しながら、技術者の雨漏り診断能力の向上を目指しているのが雨漏り診断士協会です。より質の高い工事が可能となる目安として工事業者のサイトなどで確認してみるとよいでしょう。当社にも雨漏り診断士が在籍しています。
- 誠実に徹底的に現地調査を行ってくれるか
- 雨漏り修理・防水工事には、事前に現地調査を行う工程があり、それが最重要工程でもあります。その工程でしっかりとした原因を突き止められないと、施工不良などトラブルの原因になる場合がございます。雨漏りが起こっている箇所だけを見て判断するのではなく、建物の隅々まで点検をしてくれるかが重要です。「話を聞くだけ」「建物のまわりをぐるりと回って終わり」といったような調査では、雨漏りの原因も的確に把握できておらず、使用する材料や金額など、適切な診断書や御見積書を作成することはできません。調査時の対応も重要な業者選びのポイントとなります。素人の目線にしっかり立って、契約及び工事を進めてくれる防水工事会社を選びましょう。
- 写真や動画での場面
- 業者が屋根に上がり、点検結果を口頭で説明されても、一般の方には分かりにくいと思います。そのため、現地調査を依頼した際に、雨漏りの原因や劣化している箇所について写真や動画を撮り、どのような症状になっているか丁寧に説明してくれる業者をお勧めします。現地調査をして口頭でお伝えして終わりではなく、劣化症状のチェックシートや診断書を作成する業者もございます。当社も診断レポートを作成しており、レポートを見てご確認して頂き、ご納得の上でお申し込みを頂いております。
- 見積りの内容
- 防水工事に対する知識をお持ちの方は少ないかと思います。また、現地調査も業者だけが屋根に上がり点検を行うため、業者側の説明を頼りにするしかありません。業者の中には、「何」に「どれ位」の金額がかかるか、という詳細についてあまり詳しく表記しない業者もいるのです。しかし、防水工事はお住まい・ご利用建物の面積や状況、使用する材料や量によって大きく金額が異なります。そのため、使用する材料や量などがしっかり明記されたお見積りで、内容をきちんと説明してくれる業者を選ぶことが大切です。
- 近隣への配慮の場面
- 雨漏り修理・防水工事は、足場を組み立てて作業をすることで騒音が発生したり、使用する材料によっては少し臭いがしたりする可能性があるため、近隣の住宅に対してご迷惑にならないように配慮する必要があります。近隣の方への事前のごあいさつや工事日程のご説明、クレームへの対応などを含めてしっかりと対応してくれる業者を選ぶのが良いでしょう。また、事前の対応だけでなく、工事中も近隣の方へできるだけご迷惑がかからないように、業者や作業車の出入り・機材の搬入など、細心の注意を払ってもらうようご相談しておくことをお勧めします。
- 保証の場面
- 保証・アフターフォローも選ぶときにしっかり確認しましょう。当然施工完了後は、完全な状態でお引渡しされますが、万が一、不具合などがあった場合に、すぐに対応してもらえるかが重要です。工事直後に雨漏りなどが発生してしまうと、施工不良の可能性があるためです。一般的に屋根の寿命は10年前後です。それに対し極端に短い保証期間では、後に雨漏りなどによる破損があった場合、再工事とはならず自費での依頼となってしまいます。5年保証や10年保証など、業者によって様々な保証の内容がありますが、最も大切なことは保証の具体的な中身です。保証の範囲内で対応をしてもらえると思える内容でも、保証内容によっては保証されない場合もあります。しっかりとどのような場面が保証対象外なのかを確認しましょう。
- 雨漏り修理の専門業者
- 雨漏り修理・防水工事を手がけているからといって、防水工事の専門業者とは限りません。本業は別の工事で、きちんとした知識や経験もなく、ほかの工事と同じ感覚で防水工事を行っている場合は注意が必要です。雨漏りの原因が特定できず再発してしまったり、最適な工法での施工ができず、すぐに再工事が必要になったりする可能性が高いためです。実際に、専門業者ではない業者へ依頼し雨漏りが止まらず、当社へ再工事のご相談を頂くケースがございます。「餅は餅屋」と言われるように、雨漏り修理専門の業者に依頼することで、最適な工事や補修を行い、お住まいやご利用の建物を安全に保たれることをお勧めします。